避け酒

 

 

 

 

 

先日、酒場の作法という

 

 

目上の人との酒の飲み方、

 

礼儀や作法を綴った記事を紹介したが、

 

 

 

「そんなことより、酒の逃れ方を教えてください」

 

 

という便りが、いくつも届いた。

 

 

 

 

 

そんなことよりって…、

 

 

 

 

まあよろしい。

 

 

今夜も、上司や先輩の無理酒の餌食になって

 

困っている若い人たちが

 

世間には大勢いるということであろう。

 

 

 

酒も、毎晩、そう楽しくやれるものではないんだナ。

 

 

 

 

さて、ここでは

 

 

身につけておきたい酒の誤魔化し方の話をしようと思う。

 

 

忘年会など、たいがいは会社の宴会が多いから、

 

 

どうしても若い人たちは、

 

 

上司や先輩に酒を注ぎ、

 

 

すすめられた酒を飲むようになる。

 

 

 

この、注ぎつ注がれつ、というのが

 

 

実は一番、酒に酔うパターンであって

 

 

酒はペースとバランスを崩すと理性を失う。

 

 

 

飲めない人、

 

 

飲みたくない人はどう過ごすのが安全かと言うと、

 

 

答えはひとつ、

 

 

 

 

 

 

 

 

ただただ笑っていることである。

 

 

 

 

 

 

「一杯行けよ」

 

 

とすすめられると、

 

 

 

 

ハハハハハ、もう限界です。

 

 

ハハハハハ、頭が痛くなってきました。

 

 

ハッハハハハハ、うちの会社の名前って何でしたっけ。

 

 

 

このパターンでかなり誤魔化せる。

 

 

 

これをムッツリした顔で酒を避けるから、

 

 

無理やり酒を飲ませようとする輩の

 

 

恰好の餌食になる。

 

 

 

 

 

笑って過ごそうとしても、タチの悪いのもいる。

 

 

「笑ってねえで、飲めよ。一度きりの宴だぞ」

 

 

こう言われても、こちらも負けじと、ひたすらに笑うんだ。

 

 

 

ハハハハ、トイレで吐いちゃいました。

 

 

ハハハハハ、自分の名前もよくわからなくなりました。

 

 

 

最期の術は、

 

 

ハッハハハハハハハ、これ以上飲ませると、殺しますよ。

 

 

 

この一言で、

 

 

私の先輩は、しつこい酒が止まった。

 

 

 

 

 

 

「ハハハハハ、冗談ですよ、さ、飲みましょう」

 

 

 

 

 

 

それから私が酒場に誘われることも無くなった…

 

 

 

 

 

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