女を舐めるナ

 

 

 

 

 

バカとか、利口だとか、

 

そんなもの関係なしに、

 

女性という生きものは

 

私たち男より何倍もパワーをもっている上に

 

 

一枚も、二枚も、格が上手である。

 

 

 

男が女より強いのは、せいぜい腕力と知性だけで、

 

そのほかは女にまさるところは一つもないのではないか、と私は思っている。

 

 

恋愛においても、女性こそ専門家で、

 

男は永遠に素人なんだ。

 

 

彼女たちはとくに

 

  気づく力  ” に長けている。

 

 

これを、第六感という人もいるが、まさにその通りだ。

 

 

 

ひとりの女性と付き合っている男で

 

女遊びや、浮気をしている連中は、

 

七十パーセント、いや、それ以上の確率で

 

もうバレているんじゃないかナ。

 

 

 

 

恋人がいないなら、たとえば、母親でもいい。

 

 

十年近く前の晩秋、

 

その日は、上級生にこっ酷くどやしつけられて落ち込んでいた日暮れだった。

 

情けないところを見せまいと、

 

私は、涙と青っぱなと血を洗い流し

 

何とか恰好を整えて

 

なるたけ平然を装って帰宅した。

 

すると母親は、私に見向きもせず一言、

 

 

「ケンカにでも負けたのかね、くよくよしないで早く夕飯を食べなさい」

 

と生姜焼きと白ごはんを食卓に並べた。

 

 

私は口をあんぐりさせたのを覚えている。

 

---あの人は私のことをなんでも見透かす神さまと違うか…と

 

まっ白なご飯を見つめて、少年は怖れを抱いた。

 

 

 

 

ある程度、女性と寄り添って生きてくれば

 

あれは神さまだったのではなく、

 

女特有の力みたいなものじゃないかナ、と思うようになった。

 

 

男はわかり易い気質(タチ)で、

 

微妙に態度に出たり、些細な仕草や、

 

口の利き方にでたりする。

 

 

たしかにそれもあるが、

 

それでも、微々たる変化に気づいたりする

 

女性の洞察力はやはり凄まじい。

 

 

 

男性諸君、

 

口うるさくて申し訳ないが、

 

女遊びはもうバレとる。

 

 

とくに男というのは、考えが浅いというか、

 

なにも分かってないことが多いから

 

浮ついた行動には気をつけなければならない。

 

 

 

多くの女を弄ぶものは、ついにひとりの女の心を知らず。

 

 

むかしの人はエライことを言ったナ。

 

 

 

…え?今回はやけに必死だナって?

 

やかましい。

 

 

 

 

ともかく女を舐めとると、命取られるよ。

 

 

 

 

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