ありがとう平成

 

 

 

 

一年がまた始まる。

 

正月、元旦があらたな年の出発のせいもあるのか、

 

元旦の朝の空が、

 

まぶしい青空である印象が強い。

 

 

元旦とはいえ、冬の一日にすぎない。

 

 

雪の日、雨の日があってもおかしくないが、

 

元旦の空を思い浮かべると、

 

やはり青く澄んでいるような気がする。

 

 

 

ことしは東京で仕事をやりながら年を越して、故郷に戻り、

 

元旦は生家でゆっくり…するはずが、

 

やれ酒だ、年越し蕎麦だ、と大家族で賑わった。

 

なにが不景気だ、金だってまだ底をついていない、

 

年始くらいパァーッと宴会でもやらんかい、

 

 

という具合に家族全員、

 

無事に年を越せたおかげで正月は明るかった。

 

 

これが、いつかは静かになってしまう、

 

と覚悟をしておくことも、また生きることである。

 

 

今年はどれだけの人が明るく正月を過ごせただろうか。

 

 

近しい人(親、子ども、兄弟)を亡くした人は、新しい年を迎え、

 

大半の人が、もう一年が経ったの、早いわね、と口にしても、

 

当事者は昨日のことのように思うだろう。

 

 

去年の愚行を振り返り、

 

過去の自分を振り返り、

 

あれこれ思うのはもうやめたほうがいい。

 

 

過ぎたものは、もういい。

 

 

不謹慎なニュアンスだが過去を追いかけすぎては自分が生きるのに支障がでる。

 

 

 

 

 

 

やはり今年も、元旦の朝の空が、まぶしい青空であった。

 

 

駆けずりまわったり、

 

思案したり、

 

ため息をついて、

 

死んでしまおうかと思っても、

 

 

奇妙なもので、除夜の鐘がなり、

 

やがて元旦の朝陽が静かに昇り出し、

 

周囲に光がひろがると、

 

 

それまでの苦悩が嘘のように晴れてしまう。

 

 

 

 

時間はクスリ。

 

 

時が経てば、

 

傷のかたちは変わり、おだやかな日々が訪れ、いつかは笑う日が来る。

 

 

 

 

また、この青空をみんなで仰ごう。

 

 

年が明ければ、もうどこかで桜の声がする。

 

 

やはり時間とは奇妙なものである。

 

 

そういえば、平成もいよいよ終わりだ。

 

 

ありがとう、平成。

 

私もぐうたらしてないで

 

今年はすこし踏ん張って執筆することにしよう。

 

 

どうか今年も、つたないブログではございますが

 

ご贔屓のほどよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

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